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なぜ国は被ばくを隠すのか?

福島原発事故以来、隠された被ばく問題等に取り組んできた。

原発事故以来、福島県内では350人以上もの若者(実際は多くの高齢者も甲状腺がんに罹患)が、甲状腺がんで苦しんでいる中で、福島県民の隠された被ばくをこのまま隠蔽させる事はできない。
既に、患者の中には肺に転移したり、再発したりしている。裁判に立ち上がった患者の応援も必要だ。

こんな中で、甲状腺がんの被ばくの影響を否定しているUNSCEAR2020/2021報告書には、100ヶ所以上の問題点(被ばく線量の過小化、歪曲、改竄等)がある事が、本行・大阪大名誉教授らによって、明らかにされている。昨年11月の日本放射線影響学会でも発表している。

福島県民の実際の被ばく線量はUNSCEAR2020/2021報告書が示す被ばく線量推定値の50~100倍の被ばくをしている事が報告された。(50~数100倍にもなり得る・・・)
http://natureflow.web.fc2.com/HP/index.html

一昨年、放医研等に情報公開請求した結果、如何にUNSCEAR2020/2021報告書が日本側によって、如何に歪められてしまったのかについて、以下まとめている。
(『明かにする会』として冊子も発売中)
https://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/

★【UNSCEAR2020/2021報告書に日本側はどう関与したか】
前半:https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-02-12
後半:https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-02-13

原発事故の放射線の影響と思える以下の証言を得ている(一部の例)

1)    南相馬市民の証言
1年後に5本抜歯、不整脈、結腸癌、結節性甲状腺腫等7つの疾病、妻も高度不整脈、慢性心不全

2)    福島市民の証言
長女と三女が原発事故の年に出産予定で通院。医師から「生まれても異常児の可能性が高い」と告げられ、強制的に12週前の稽留流産(通常ではありえない措置)にされた。2人の孫の命が絶たれた。被ばく当時3人の孫は鼻血を出していた。

本人は16年に甲状腺がん、19年に前立腺がん、20年には突発性難聴、22年に大腸がん、すい臓の血液検査のマーカーが高くなった。

3)    飯館村民の証言
脳梗塞、心筋梗塞、頭髪が一度に抜けた、金属臭、待機中に肌がピリピリした。会社に勤めていた女性は1日中鼻血を出していた。避難が遅れた飯館村民が最も被ばくした。

 

 

 


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