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福島県・自民党の教育現場に政治介入する意見書を撤回せよ

 

福島県議会2月定例会が開催中ですが、自民党が「教育現場におけるALPS処理水の理解醸成に向けた取り組みを求める意見書」を議員提案として出している。

◆自民党意見書↓
https://drive.google.com/.../19.../view...

自民党が意見書で国に求めているのは、「処理水」は「核汚染水」でないことを、子どもたちに教えるため「放射線副読本」や出前授業の拡大、教員への研修などを強化することとしています。

◆この背景には日教組の教研集会について言及した産経新聞の社説があるようです。https://www.sankei.com/.../20240129.../

◆福島県・商労文教委員会
https://www.pref.fukushima.lg.jp/.../jyouninniinnkai20171...

この議案提出書は本質的な問題の解決を遅らせるだけであり、汚染水海洋放出を容認する事になる。不勉強な自民党議員に難しい事を言っても理解できない。

そこで、問題の本質を解決する事が大事で、東電に対し『汚染水を止めるよう全力で取り組め』といった意見書に差し替えるならば、全会派一致で議決される。県民も国民も反対する人はいない。反対するのは穴だらけの凍土壁を推し進めてきた政府と東電だけ。

以下を提出者の矢吹貢一議員、鈴木智議員、商労文教委員会の佐藤郁雄議員(委員長)、鈴木優樹議員(副委員長)や他の委員数名の議員のフェースブックに以下のメッセージに送信した。

 

―――以下県議会議員へ送ったメッセージを転載―――

日頃のご尽力に感謝いたします。

『教育現場におけるALPS処理水の理解醸成に向けた取り組みの更なる強化を求める意見書』に代わって以下の東電に対し、『汚染水を止める事の施策を早急に実施するよう』要請する事を提案いたします。

問題の本質は有効な手段がありながら、それを実施せずに汚染水が未だに増えている事なのです。東電に対し県議会として汚染水を止めるように強く要請する事で、すべてか解決するのです。『廃炉の為には避けて通れない』との理由で汚染水の海洋放出を正当化しようとしていますがデプリが1gも取り出せない状況で、今すぐ海洋放出する合理性はないのです。

是非以下をお読みいただき、今回の意見書を一旦撤回し、汚染水を止めるべく新たな意見書提出をお願いいたします。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-01-11  

以下ご参考です。
http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-774.html

   ーーーここまでーーー

皆さんも以下からTELしてください。

★自民党会派:

福島県庁代表:024-521-1111にTELし、自民党会派窓口につないで欲しいと伝える。上記議員が自民党職員に伝える。

以下はある方のFBから一部転載。

自民党が推進してきた原発が事故を起こし、汚染水を発生させているのにその反省もなく、海に投棄しているのは放射性物質だということを教えず、安心だと教えろとは、子どもたちの命や判断力を奪う暴力的なやり方だと思いました。

◆何を伝えるか

1)個別のご意見を伝えていただくことが最も大切です。一方で、私は今回の意見書は「国が教育現場に介入する危険性」を争点とすべきだと考えます。立憲(県民連合)は「汚染水ではなく処理水と呼ぶ」との立場です。なので「ALPS処理水は汚染水かどうか」という意見のやり取りが前面にでると、この意見書の問題になかなか到達できないと思います。県民連合が統一見解を出せなかったのも「教育現場への国の介入」を問題視したからですので、まずはこの意見書の取り下げを実現させるためには、争点を絞り込むことが肝要と思います。

2)共産党・神山議員の意見も明解でした。こちらも大変参考になると思います。

・日教組が「汚染水」という言葉を使ったとの報道に応じて、この意見書が作られたようだが、そもそも日教組も一団体であり、そこに政治が反応、介入することは民主主義に反する。

・IAEAはALPS処理水は安全と言ったと意見書にあるが、IAEAは東電と政府の資料から判断しただけと自ら言っているだけ。

・3・11前、原発は安全だと教育現場で刷り込まれた。それが事故を起こし、安全神話は崩れたにもかかわらず、その責任も取っていない。その時々の政府が教育現場に入ることは許されない。

・約7割の県内市町村議会の「ALPS処理水の海洋放出に反対、または慎重な態度を求める」との決議を無視することがあってはならない










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