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福島県からのお粗末な回答

1か月以上も前に福島県に意見・提案していた回答がようやく届いた。7項目の質問・提案中、回答もらったのは3点。それ以外は答えられないので、ご意見として今後の参考にしたいとの回答。

その一つ(意見・提案5)があまりにもお粗末すぎるので、以下再質問をした。わからないなら、あらゆる手段で調査しようとする意志すらない。福島県民に無用な被ばくをさせてしまった県としての反省はまったくない。

但し、担当した職員は原発事故当時は県内に住む高校2年生。県職員になって5年目だという。この職員に責任は無いが、組織として仕事をしている福島県としての対応にはありにも無責任ではないか!こんな回答でお茶を濁そうとする課長はいったいまっとうな責任ある仕事をしているのだろうか?

意見・質問の詳細は以下をご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-11-26


福島県
保健福祉部・地域医療課長殿
  cc広聴室殿


先ほどTELした××です。以下の回答いただきましたが、あまりのお粗末な回答に失望しています。以下のようなあらゆる手段を行使して再調査・検証ください。
今検証・記録に残さず、いつ残せるのでしょうか?当時の担当責任者が退職等にいなくなれば、更に当時の検証ができなくなるのです。今回が最後のチャンスととらえ、万難を排してあらゆる手段を行使し検証・調査ください。

200人以上もの甲状腺がんの真相を明らかにする為には、最重要な課題です。既に16名が肺等に転移している事が福島医大の鈴木眞一教授の学会発表で明らかになりました。詳細は以下のブログご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-12-25

検証手段案:
1.谷川教授、福井大の寺沢教授、および放医研研究員の意見、さらには福島県立医科大の当時の関係者からの聞き取り調査・及び当時のメモ
2.当時の福島県の責任者からの聞き取り

3.国会事故調の報告者からの再調査
https://www8.cao.go.jp/genshiryoku_bousai/fu_koukai/fu_koukai_2.htm
特に当時放医研の立崎英夫氏への再調査・聞き取り
https://www8.cao.go.jp/genshiryoku_bousai/fu_koukai/pdf_2/560.pdf

4.東京新聞記者榊原崇仁記者著書の『福島が沈黙した日』の184~275ページに詳しく記載されている。265ページにはその計算過程の文書も掲載されている。まずは読んで、榊原記者に確認してみてはどうか。榊原記者は情報公開請求し、あらゆる文書・メモを入手していますので福島県に無いはずはありません。

5.通達を発出した文科省、関連省庁へのヒアリング

その結果を1月14日までの回答をお願いします。不可能な場合は1月末まで待ちますが、必ずまっとうな回答をお願いします。
甲状腺がんの真相を明らかにする為に、最重要な課題です。

以上よろしくお願いします。

   
ーー福島県からの回答の一部が以下ーーーー

○ 「またこの時の規格(13000cpm:甲状腺等価線量で100mSv)を10万cpmにアップした根拠とその計算過程を開示してください」(意見・提案5)につきまして回答します。

避難者へのスクリーニングの基準である13000cpmが10万cpmに引き上げられたことについては、広島大の谷川教授、福井大の寺沢教授、および放医研研究員の意見、さらには福島県立医科大の意見を踏まえて、福島県が決定し、各保健所に通知しました。
なお、その計算過程等の記録はありません。

    (保健福祉部 地域医療課
      電話番号 024-521-7221
      Eメール iryou@pref.fukushima.lg.jp )

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