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高等学校の統合・廃校の弊害

福島県・広聴室に以下の提言・質問をした。
関連記事は以下ご覧ください。
【無能な福島県教育委員会】


福島県広聴室御中


日頃のご尽力に感謝いたしましす。

子供達の数が減ったとして高等学校改革で、単なる数合わせによって高等学校の統合や廃校を決定しています。この改革(改悪)は、以下の点から利点よりも子供達や地域にとって多くの弊害があり、福島県が進める復興・再生・地域活性化や人口減少対策とは逆行する施策であると言えます。この事実を理解しての高等学校改革(改悪)なのでしょうか?

統合・廃校によって起きるであろう以下の弊害・問題点について、福島県(主に教育委員会及び農林水産部)として、どのように考えているのでしょうか?(気づいていない?)そしてその弊害を取り除く為に、今後どのような対策をしようとしているのかを以下質問・提言します。

1.廃校となった地域の過疎化・少子化の加速化
2.廃校となった地域の地域活性化(地域の衰退の加速化)
3.廃校となった事により、今まで通学できていた子供達が物理的(交通機関が無い等)に通学できなる事により、下宿等必要となり下宿代の負担が増大する。場合によって進学をあきらめざるを得ない。

4.遠隔通学になる為に交通費の負担が増える。
5.農業高校(安達東高校等)の廃止により、農業を目指した子供達が農業高校に通えなくなく。(旧岩代町の新殿や田沢地区の子供達は福島までは通えなくなり、農業を学ぶことを諦めざるを得なくなる)

6.一つの高校に統合しても、現在の安達東高校を分校のような形にし、クラブ活動等は一緒に行う事は地理的(車で7~8分の距離)は可能だったはずです。二本松市が運営するコミュニテイバスにもクラブ活動時等には無料で乗車する事も可能だったはずです。
地域との連携は継続しながら、農業を学ぶ事も可能にしながら、小規模高校のデメリットも改善できたはずです。なぜ弊害の大きな旧二本松工業高校への統合を選択したのでしょうか?

7.島根県隠岐島前高校を見習って静岡県伊豆総合高校・土肥分校は23年から県外留学生を募集します。
なぜ、安達東高校でも小生の新たな提案(県外からの留学生募集も小生の提案の一つ)を検討しなかったのでしょうか?もし実施したとすれば、その経緯と結論に至るまでの検討経緯を教えてください。 詳細は以下をご覧ください。
8.農林省が進める『食料安全保障』『(食料・農業・農村基本法の中で食料安全保障の考え方について規定しており、 具体的には5年ごとの基本計画の中で食料自供率の目標等を設定。「国内の農業生産の増大を図ることを基本とし」とあります。
農業高校の廃止・縮小はこの政府方針と逆行しませんか?福島県としての方針・対応をお聞かせください。詳細は以下ご覧ください。
また、有機農業の拡大に向けて農林水産省の取組は、以下(みどりの食料システム戦略)のp.55を参照ください。
9.今回の統合・廃校、特に地域と一体となって地域振興をしてきた農業高校の切り捨てによって若者の地域への定着が減少し、地域はますます衰退し,人口減少が加速します。一方で大きな広報費の予算をつけて県外(首都圏が主)移住者を募集しています。農業高校の廃校は移住者募集と矛盾していませんか?これは縦割り行政の弊害でしょうか?この件について福島県としての統一見解をお聞かせください。

10.二本松工業高校と安達東高校の統合高の名称は二本松実業高校との事です。50・60年前の流行った実業高校の名前をそのまま使用するといった、今りにも時代錯誤の名前の呆れています。IT時代にふさわしい、子供達に未来への夢や希望を与えるような高校名にすべきです。あまりにも間抜けな名前に呆れています。
11.過疎指定の市町村が新たに5市町村が追加されました。国見町が新たに全域過疎。 喜多方市はみなし過疎から全域過疎。 白河市は旧大信村と旧表郷村が一部過疎。 須賀川市の旧長沼町と旧岩瀬村が一部過疎。 天栄村と会津坂下町は過疎に再指定。
過疎指定市町村の数が福島県は北海道と鹿児島県についで全国3番目です。
過疎対策として福島県はどのような政策を考えているのでしょうか?また高等学校の統合・廃校がこのような過疎化を加速していないのか?
過疎の加速化についてどのような検証のもとに高等学校の統合・廃校を決断したのかついても福島県の見解をお聞かせください。

以上の提案について、早急に検討・実行されることを要請いたします。
本件に関する福島県のご見解を、お聞かせてください。

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