シオカラトンボと睡蓮
久しぶりにシオカラトンボを見た。
吾妻連峰中腹にある土湯温泉近くの沼。
昔はシオカラトンボは河原に行くとおびただしい数が飛び交い
歩く事が困難なほど、足元の河原の石や岩にとまっていた・・・
除草剤や農薬を使用し始めた事から激減し、姿が見れなくなっていた。
ほそぼそと命をつないでいた事に感動・・
しかし、その数は極めて少ない。
『シオカラトンボがいない』は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2014-08-08
ここは沼の為、幼虫の成長には適してはいそうだ・・・
『シオカラトンボがいない』は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2014-08-08
シオカラトンボが少ない要因に関し、福島大学の某教授の見解は以下。
【シオカラトンボ】
シオカラトンボが減るとすれば,幼虫の生息環境の減少・悪化です。
シオカラトンボの幼虫は止水性のため,水田や溜池にかなり依存します
(河川の緩流域や止水域にも多少は生息していますが)。
したがって,減反や震災・原発事故のために水田が減ったり,
ネオニコチノイド系の農薬を使用したりすると,
アキアカネ同様に減少する可能性があります。
オニヤンマは河川に生息する傾向が強いので,
原因はやはり止水域の環境の変化ではないかと思われます。
ただし,アキアカネ(いわゆる赤とんぼ)が減っていなければ,
この可能性も低いと思われます。
ここは沼の為、幼虫の成長には適してはいそうだ・・・