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福島大学への要請

福島大学環境放射線研究所に原発事故当時の被ばく線量の検証と研究をするように要請した。

福島大学環境放射能研究所
    難波謙二さま(公開されているので実名を掲載します)
    
日頃のご尽力・研究に感謝申し上げます。また先日のシンポジウムありがとうございました。
福島大学環境放射能研究所として、今後は第三者機関としての立場で公平・中立的に原発事故当時の初期被ばく(特に内部被ばく)についても検証・研究頂けないでしょうか?

UNSCEAR 2020レポートには多くの疑問があり、添付資料により公開質問しました。その公開質問をご参考までに送付いたします。
間違った認識や情報を多くの国民・市民に伝える事は重大問題だと考えます。この認識を正す事、正確に当時の事実を後世に伝える事が地元大学の役割でもあろうかと思います。是非、現在の研究に加え、当時の経口摂取や吸入摂取等についての再検証・研究調査頂きたくお願いいたします。

当時ヨウ素で汚染された野菜は3月23日まで流通していました。これを摂取した子供たちは甲状腺等価線量で100mSv以上の内部被ばくをしています。経口摂取に関する詳細は添付の【質問1】をご覧ください。また吸入摂取の矮小化については【質問2】~【質問9】をご覧ください。

UNSCEAR2020レポートに関する線量評価(内部被ばく・外部被ばく)や日本作業グループそしてUNSCRARの中立性への疑問について、UNSCEARに提出した公開質問しています。

今後UNSCEARには追加質問する予定ですので、是非福島大学環境放射線研究所にてご検討・検証いただき転送いただき、コメントやご意見頂ければ幸甚です。更に、現在の研究に加え、当時の経口摂取や吸入摂取等についての再検証・研究調査頂きたくお願いいたします。

以下のブログにも一部アップしてます。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-09-19
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-09-20

内部被ばくに関する矮小化についての記事
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-10-09

UNSCEARからの回答は以下をご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2021-10-22

質問1の③を以下転載
③未公開福島県中央卸市場データ(3月19日)
 福島市のアサツキ  ・I-131  48,000Bq/kg ・I-132 76,000Bq/kg
※出荷制限なし(注1)  ・Cs-134 64,000Bq/kg ・Cs-137 64,000Bq/kg
★大玉村のホウレンソウ ・I-131  43,000Bq/kg ・I-132 73,000Bq/kg
※3月23日まで流通 ・Cs-134 90,000Bq/kg ・Cs-137 89,000Bq/kg
福島県内各地で10,000Bq/kg以上の野菜が3月22日まで出荷されていた。
(注1)(詳細は別紙1-3及び以下OurPlanetTVのURL)
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2597

出荷制限の3月23日まで大玉村のホウレンソウ―★と同等レベルの汚染された野菜を1日200g(大人は400g)摂取すれば、13日(爆発は12日)から23日までの11日間のI-131の平均汚染度は19日(8日目)の約1.1~1.15倍程度とすれば

例1:幼児が1日200gを摂取した場合の甲状腺等価線量は 
 43,000×0.2×12日×1.15=118,680Bq
118,680×2.1E-06 Sv/Bq=249mSv
( 注:摂取量が400gになれば498mSv)

例2:大人が1日400gを摂取した場合の甲状腺等価線量は 
   43,000×0.4×12日×1.15=237,360Bq
237,360×4.3E-07=102mSv 
(注:摂取量が800gになれば204mSv)     
   いずれも甲状腺等価線量は100mSvを超える

以上よろしくご検討いただき、是非ご検討結果を聞かせていただければ幸甚です。

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