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原子力規制庁への苦言メール

二本松で開催されたモニタリングポスト撤去に関する
説明会を受けて以下原子力規制庁(経産省寄生庁)にメールを入れた。
尚、規制庁役人は実名を記載した。


原子力規制庁・監視情報課
   武山松次課長殿
   滝田敏宏課長補佐殿
cc広報室
   ××××殿→庁内で回覧ください。
福島県・放射線監視室
    ××室長殿
 二本松市 除染課
    ××課長殿
  
  
【モニタリングポストの撤去は加害者でなく被害者である住民が決める!』


二本松市で開催した説明会に参加した××と申します。
会場でも意見を述べましたが、以下念のため撤去反対の意見についてメールいたします。
本メールに対する意見や反論を頂ければ幸甚です。

参加者全員が撤去反対でした。また二本松市および議会も撤去反対の意思を示している
事はご承知の通りです。
是非、規制庁としても真摯な対応をいただきたくお願いいたします。

まず、配布された説明資料にはモニタリングポストの撤去理由がまったく触れられていず、
非常にお粗末であり、更に不都合な真実を隠し、国側(加害者)にとって都合の良いデータ
のみを記載するやり方には福島県民や二本松市民を愚弄しているものと言わざるを得ません。
規制庁は確信犯なのか、それとも国民よりも低レベルなのかどちらなのでしょうか?

又住民の質問に対する規制庁からの説明そのものには、科学的や医学的、そして社会的、
経済的な納得いく説明はまったくなく、原子力規制庁への不信感を住民が更に増幅した形
となりました。

そして撤去の理由を質すと、口頭で放射線が安定(高止まり)してきたからという。
その基準は0.23μsV/hだと言う。
ばかも休み休み言って欲しい。原発事故前の二本松市の空間線量は0.036μSv/h
だからその約7倍もある値である。

未だにモニタリングポストの数値は原発事故前の3~7倍(しかも除染した場所)もの線量が
あるにも関わらず、市内のモニタリングポストの平均値が国内の最大値(山口県の年間
1.1mSv)に近くなったと言う規制庁。これは確信犯か!
安全・安心そしてリスク管理は最大値で管理すべきだろう。
除染されていない山林は更に高い。

そして年間20mSv/yの被ばくを強要されている県民。

既に現存被ばく状態にありながら、ICRPの基準(1~20mSv/y)の最大値を未だに
押し付ける規制庁。どの省庁(規制庁か内閣府の責任のはず)も見直す動きはない。
無責任極まりない規制庁には『個人的人権』という言葉は無いのだろう・・・
国連人権理事会からの日本政府の20mSv/yへの、強制帰還は人権侵害であるから帰還を止
めさせるべきとの提言を受けていながら、間違った解釈(確信犯)で反論する日本政府は国際的
にも恥だ。詳細は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-05


緊急事態宣言は発令されたまま、溶け落ちたデプリの取り出し等廃炉の見通しは立っていない、
今後臨界が起きないとう保障はないが、人員を派遣するから問題ないという、非科学的な規制庁
の回答には呆れるばかり。まったく原発の実態を知っていない。放射線の健康への影響も知らない
無知・無能と言わざるを得ない。


『安全・安心の感覚は人それぞれ違うと答えた規制庁の課長。
一方で0.23mS/yを安全・安心と住民に押し付ける規制庁は矛盾している』と指摘したら答えは
返ってこず・・・
溶け落ちたデプリの状態の把握もできず、規制庁から監視員を派遣しているから安心しると
非科学的な説明をする規制庁・・・
住民の質問に対しては、規制庁から科学的、論理的な納得いく説明はまったくなく呆れる他ない。

モニタリングポストの保守に年間6億円かかるという。
しかし原発事故による対策費・損害額(今後の汚染水対策費を含め)は今後70~80兆円とも
言われている。その10万分の1相当の費用を捻出できない訳はない・・・
保守の仕方を見直せば(再入札や福島県に委託)この金額も減らす事は可能であろう。
原発事故を起こし福島県民に苦痛を与えた加害者としての最低限の償い、最低限の人権保障を
すべき事は当然であろう

『モニタリングポストの撤去は加害者でなく被害者である住民が決める』。
『住民に寄り添う』という日本語の意味が理解できない、原子力規制庁には呆れる他ない。
原子力規制庁は原子力推進庁又は経産省寄生庁あるいは福島県民規制庁と改名したら如何か?

この無知・無能・原発推進委員会(規制庁)に、福島県民の健康と命を委ねる訳には行かない。


詳細は以下ご覧ください。

【モニタリングポストの撤去は住民が決める】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-11-10

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-290.html?fbclid=IwAR2LdL6vs6sQh8Gy8dX6lX23Uf4ZEyJjTA3h8FMyumhwzRBgtWWwYwc7SI0

【フクシマ地球規模の汚染へ】(フランスで放映された映像)
https://ameblo.jp/mayura-ayur/entry-12093139215.html?fbclid=IwAR3d-04wbYlagXRVvycOFV1bRFf_DuomWDakqcJvMTu27CIzzlqYvSbsFfk

以下のブログもご覧ください。これが規制庁の本音でしょうか?
2020年の東京オリンピックまでに、そして復興庁が無くなる前に(予算が取やすい・規模縮小も
無くならないはず?)、
モニタリングポストを撤去し、原発事故が無かった事にしたいというのが、撤去の本音(内閣府の本音)
だろうと思っています。
又、経産省はじめ政府内で、できるだけ被ばく線量や放射線量を小さく見せる為の施策が
検討されている事はWEBRONZA等で公開されている事実もあります。間違いなら反論ください。
不都合な真実を伏せておこうといった事は許させれる事ではありません。
是非、福島県民に寄り添う原子力規制庁(経産省寄生庁ではなく!)であってほしいと思っています。


【腐った規制庁】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-06-21

【矛盾だらけの国政と福島県政】
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2018-10-17


二本松市  ×× ×









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