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”ド素人”の岸田首相のなし崩し的な再稼働は危険

元原子炉設計者の大前研一さんも原発の再稼働には反対している。(某週刊誌から抜粋)
その理由は以下。本日のツイッターをまとめてみた。

★元原子炉設計者の大前研一さん『再稼働に反対する。原子炉は稼働から40年以上経過しているものもあり、11年以上も止まっている。40年前に製造され倉庫で11年間眠っていた自動車が、フルスピードで高速道路を走ったらどうなるか?11年間止まっていた原発を再稼働させた例は、世界にない。』


★つづき『原子炉は”配管の化け物”。極めて複雑は構造で自動車とは訳が違う。運転期間を30年から40年に延長し、さらに1回限り60年まで延長を可能にした。停止していた11年間は運転期間から差し引かれる。それで大丈夫かは何のテストも実証もされていない。原子力ムラは無責任体制のままである』

★つづき『”ド素人”の岸田首相がなし崩し的に再稼働するのは危険で許されない。岸田政権のやり方はあまりに杜撰で看過できない。再稼働する前にいまだに3.11の事故の以下の3つの総括をしていない事が問題だ。
①政府説明の嘘
②東電の嘘
③政府・自治体と地元住民とのコミュニケーション』


★10年間も運転していない車はエンジンも車体もぼろぼろで廃車同然。原発も同じ。海に近い原発の配管は錆で劣化。このような原発を再稼働させ、休止期間は運転期間から除き、更に20年間延長するという。やっている事は犯罪的だ!原子力ムラの基準は科学とは大きく乖離し、無責任極まりない別世界だ!













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原子炉倒壊恐れに対する福島県の対応は他人事!

【原子炉倒壊恐れに対する福島県の対応は他人事!】

福島第一・一号機述ペデスタルの損壊で、震度6強の地震で倒壊原子炉倒壊の可能性が指摘されており、倒壊すれば東日本は壊滅する可能性大。経産省と東電(耐震シミュレーションの隠蔽で実態が隠されている?)の一刻も早い対策が急がれる。

福島県・原子力安全対策課に確認したところ、専門家で構成されている廃炉安全監視協議会は10月19日に開催し、原子炉倒壊の話題は出たようだが、その対策等に関する東電からの回答は来年3月にロボットを入れて再調査をすると、従来計画を回答したようだ。(議事録未発行)

東電が出した資料『1号機ペデスタルの健全性に関する 今後の調査について』に対して、異論や質問をした専門家はいなかったのか?この資料でも『せん断』に関する評価結果は隠蔽されているようだ?来年3月の調査結果を待つだけで本当に問題は無いのか?急がせる要求はしたのか?

問題なのは福島県からの東電や経産省への正式(文書で)耐震対策要請が未だ提出していない事。先日の福島県沖(福一原発沖)の地震の震源の深さが浅いので、今後更に強い本震の可能性は無いのか?・・

廃炉安全監視協議会での危機管理部長の以下の発言は誰に向かって言っているのか?問題の重大性を認識しているのか?汚染水の風評被害と同じ程度に捉えていないのか?福島県の対応は他人事にように遅い。

『第87回(令和4年度第3回)廃炉安全監視協議会で、ペデスタルの損傷問題が取り上げられた。
福島県危機管理部長まとめ
「1号機ペデスタルについては、一部コンクリートが損傷しており、県民も不安に感じていることから、原子炉格納容器内の調査を着実に行い、その評価結果を県民に分かりやすく情報発信していただきたい。」』

会議の詳細は以下をご覧ください。(議事録は未)
★1号機ペデスタルの健全性に関する 今後の調査について
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/537497.pdf

尚、9月に小生が福島県に緊急対応を要請した文書は以下ご覧ください。








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