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五輪開催に疑問~メデイアの危機~

日本政府はコロナ過においても開催にこだわっている。日本人の命や健康よりも既得権を守ろうとする。この事実を報道しない日本のメディア自身も既得権と金を優先する。ジャーナリズムを貫くメディアはほとんどいない。日本社会の危機でもある。
以下はある大学名誉教授のフェースブックの記事を掲載する。(許諾済)
【五輪開催の意義と大義名分】
それについてメディア各社は報道を避けるようになっているようです。
真夏の日本は気温が各地で「40℃」を超え、放射能は、国際基準の20倍の年「20ミリシーベルト」が居住区域となっており、福島の「復興」をイメージさせるオリンピック競技場で米国の一般土壌の「3,000倍」、糞尿臭の東京湾は大腸菌が基準値の「2倍」です。
さらに、福島第一原子力発電所では、1号機~ 3号機の壊れた各建屋の地上「15メートル」にある老朽化したコンクリートプールに合計「1,573体」の使用済み燃料棒があり、そこには広島原爆約「16,000発分」(セシウム137換算)の「死の灰」(放射性物質)が沈められています。巨大地震がそれを襲うと、首都圏を含めて東日本はもうどこも人が住めない土地になる恐れさえあります。
また、炉内で溶け落ちたデブリがいつ再臨界に達して連鎖反応を起こすか分かりません。日本人が国力をかけて取り除かなければならないのは、この福島第一原子力発電所が抱える危険な事態です。
そこへ古来誠実であるべき日本人は、国際社会に対してあの桜総理などに得意の「ウソ」を連発させ、世界をだまして東京五輪を招致しました。
東京五輪を開催しても、それが「人類がコロナを克服した証(あか)し」などになり得ようがないことは、もう多くの人が感じ始めています。
報道各社は広告会社・電通に支配されており、すべて商業五輪のスポンサーとなっています。五輪反対を報道するメディアは一社もありません。報道各社は、以前は「酷暑が懸念される」「さらなる対策が望まれる」といった、ひどく無責任な逃げの報道をしていましたが、それさえも、今はなりをひそめています。
 

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