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コロナの弱毒化は2024年?

新型コロナはスペイン風邪が弱毒化し、現在のインフルエンザのようになるのは、2022年か2024年といったアメリカ・ハーバード大学の S. キスラーの大学教授。2022年か2024年というのは2年以上もの開きがあり、不透明感が強い。

ワクチンが貧困国も含め世界中にいきわたるのは2023年とも言っている。3回目のワクチン接種も必要になりそうだから2023年という見方は正しそうだ。日本国産ワクチンの実用化が2022年だろうから、2023年には貧困国への供給も可能となるはず。

もしも弱毒化が2024年という事になれば、ワクチン接種と自粛生活が更に2~3年も続く事になる。残された人生が少ない高齢者にとっても、青春を謳歌したい若者にとっても、もはや耐えられないであろう・・・・


以下はある大学名誉教授のフェースブックからの転載。

100年前に「スペイン風邪」といわれて世界中にまん延したインフルエンザは 2年で弱毒化しました。現在の季節性のインフルエンザはそのインフルエンザウィルスの子孫です。仮にスペイン風邪が今から 20年ほど前に流行ったサーズのように強毒すぎれば強毒すぎるほど、感染した人が死んでしまい、したがって、ウィルスとしても生き残ることができません。ウィルスは経験上は弱毒化することによって、スペイン風邪のウィルスのように、100年以上生き延びることができますから、弱毒化することもある意味では強毒化ですね。

現在新型コロナ肺炎で起きていることは強毒化と弱毒化の様々なものが世界中で雑多な形で起きていて、そのうち人との共存で、それもロックダウンしたり、ワクチンを打ったりする人との共存で、ウィルスとして最も大量に生き延びる形で変異を続けるのだろうと思われます。ワクチンが世界の隅々まで普及しないと、ウィルスは打っていない人の間で生き延びることができるわけですが、ワクチンは2023年にならないと低所得国に回らないことが分かっています。ハーバード大学の S. キスラーは、アメリカで弱毒化するのは 2022年または2024年と想定しているようです。

【レイ・エピデミオロジー(Lay Epidemiology 民間の疫学)】
 https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2781943

「新型コロナ肺炎に対して、アメリカ政府はワクチンを普及させようとしています。しかし、ワクチンを拒否する人びとも多くいます。ワクチンを何とか普及させ何をどうすればよいか(「真の敵」は何なのか)が分かりません。文化の違いを超えて、人びとは自分を取り巻く世界を理解しようとします。それは、自分に負の結果が起こる可能性がどれくらいあるのか、その危険性を高めるもの、減らすものは何かと考えます。たとえば、あるワクチンと自閉症との間に関連性があるのではないかと懸念されています。

多くの親は、ワクチンと自閉症を結びつけるニュースを耳にし、ワクチン接種によってリスクが高まる可能性があると考え、その結果、たとえ信頼できる小児科医からワクチンに関する正確な情報を与えられても、子どもにワクチンを接種することをためらいます。同じような現象は、知り合いの喫煙者にがんがいないことから喫煙してもがんにならないと考えたりする場合にも起こります。そのような考え方は「レイ・エピデミオロジー」(Lay Epidemiology 民間の疫学)と呼ばれています。これが「真の敵」でしょう。

新型コロナ肺炎のワクチンについても、人びとは同じように、過去や現在知っていることや聞いたことから推測します。その結果、多くの人びとが不十分な理解や情報に基づいてワクチンを拒否しています。ワクチンをためらう人々に信頼感を与えることが重要であると考えられますが、現実はそれほど単純ではありません。行動科学の分野では、ある治療法の有効性と危険性を知っていても、それが行動に及ぼす影響は驚くほど小さいことが長年にわたって実証されています。

ワクチンをためらう人びとを良く理解して「レイ・エピデミオロジー」(民間の疫学)に対応できるように信頼を取り戻していくことが不可欠です」(以上「米国医学会誌」2021年7月7日 マサチューセッツ総合病院)

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