新緑の弘前城
北東北と三陸の旅の2日目は青森県の弘前市。午後から雨の天気予報なので、八甲田山や十和田湖行を急遽変更し、弘前市内見物に変更した。弘前市には明治から大正期にかけて建てられた図書館や銀行などぽ洋風建築が数多く残る。
弘前市は明治初期から外国人教師を招いて英語教育に力を入れ、またキリスト教伝道師の先進地でもあった為、多くの洋館や教会が建てられたようだ。洋館を独学で学んだ堀江佐吉やその弟子たちが手掛けた。弘前大学があるのもその影響だろう。
又藩政時代に弘前藩10万石を治めた津軽家の居城であった、弘前城の敷地は広かった。天守がった石垣が東日本大震災で崩れかけていたので、天守を70m移動させ、石垣を修復中であった。
この日は弘前城から見える岩木山の山頂は雲で覆われ見る事ができなかった。裾野だけは見える。
八幡平ドラゴンアイ
8泊9日の北東北と三陸の旅を決行した。観光と癒し、そして東日本大震災の津波の被害状況と復興の様子の確認、そして津波で亡くなられたり、今も見つかっていない多くの方々への供養と鎮魂の旅でもあった。9日間で1,914kmを走破。
福島県⇒秋田県(田沢湖、八幡平)⇒青森県(弘前市、青森市、五所川原市、白神山地、津軽半島、六ケ所村、八戸市等)⇒岩手県(三陸を南下)⇒宮城県(三陸を南下、石巻市、東松島市、名取市)⇒福島県(相馬市)
まずは第1日目の田沢湖と八幡平。八幡平山頂では、雪が溶け始めるこの時期にしか見られない、八幡平ドラゴンアイに会えた。何度か行っているが、ドラゴンアイは初めて・・・今年は雪が多く、山頂にはまだ多くに雪が残っていた。
山道を横切るリスにも似た体調8cmぐらいの小さな動物”ヤマネ”にも遭遇した。亜高山植物のショウジョウバカマも見れた。
初日は約500kmを走破。その2に続く・・・・