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凄まじい内部被ばくを追求せよ(2)

文科省と福島県が2011年3月15日前後に測定データ(添付)を入手した。文科省のデータは当時のヨウ素の吸入摂取の内部被ばく量を算出するのに貴重なデータ。ヨウ素131とセシウム137との比率がこのデータからは、いわき市あたりでは100倍~160倍以上の場所もある事が分かった。
注1:ヨウ素131の3月15日の線量は、データ取得した6月  日の2000倍と仮定(半減期8日で計算)
注2:第一原発敷地のヨウ素131はセシウム137の100倍との情報もあります)
添付の図は以下ご覧ください。
従い、UNSCEARの吸入摂取の内部被ばくの算出は何のデータをもとに算出(セシウムとヨウ素比でヨウ素を算出)しているのかを確認する必要がある。ヨウ素とセシウムの比率を,各地域でいくらにしたのかが重要はポイント。
UNSCEARは吸入摂取による内部被ばくとともに、汚染された野菜からの経口摂取の内部被ばくをどのように評価したのか?経口摂取についてはまったく無視している。
ある方(政府関係の研究所の方)から以下のようなメールを入手した。
『甲状腺がんの発症者は当時、露地物の葉物野菜を摂取しており受けた線量が大きかったが、(秘密の申し合わせがあり)この事実は何故か固く伏せられたままになっているのを明らかにする必要がある。』
そこで以下の疑問がでてきた。
1.この『秘密の申し合わせがあり』とは誰が誰に言っている事でしょうか?
2.これは経口摂取の被ばくが莫大であった事を隠そうとする政府や福島県のたくらみですか?
3.それを知っておきななが鈴木元や放医研論文は矮小化を図るために、34のシナリオには経口摂取で甚大な内部被ばくをした住民を外しているという事か?
4.この事実は重大。どうすれば明らかになるのか?福島県や農林水産省あたりへの情報公開質問が必要か?
   ーーー以下はあるMLへの投稿記事を転載ーー
★以下は添付の福島県が採取したデータから
3月15日に実際測定したのは確かに雑草の葉っぱの部分を採取して測定したようです。但し、ほうれん草のような葉菜(葉物野菜)は、ほぼ同じようにヨウ素が降りそそいでいるはずですから、同じように汚染した野菜(葉菜)を摂取したとの前提(想定)です。
実際は葉肉の厚さとか、水分量の多さとか、葉の向き方(上向きか?)等で異なるだろうとは思いますが・・・雑草は細くて上向きの牧草のようなものであれば、ほうれん草のような葉物野菜よりも沈着量が少ない可能性も考えられます。
何日からヨウ素が葉菜(野菜)にふりかかったか(13日からか15日からか)で累積のヨウ素の摂取量は変わります。実際にヨウ素の沈着があったのは15日頃からかもしれません。15日からだとすれば、小生の計算値(13日から計算:幼児が毎日100g摂取で2.3sV)より少なくなります。
【凄まじい内部被ばくを追求せよ】
今までのアワプラネットが入手したデータ(3月19日)よりも更に2~3倍の汚染状況です
③葉菜(3/15 17:58)   ④葉菜(3/15 18:21)
I-131 1,190,000Bq/kg I-131 1,230,000Bq/kg
Cs-137 109,000Bq/kg Cs-137 169,000Bq/kg
もしも、幼児が1日100gを集荷制限の22日まで摂取し続得れば甲状腺等価線量は2.31sVとなり、100mSvの20倍にもなってしまいます。大人が1日200mg摂取した場合は0.96sVです。

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